「LOST」ソーヤー役 J・ホロウェイ “惜別”インタビュー「これから寂しくなるね…」
ドラマをやり始めた頃は、ソーヤーにそれほど入れ込んでいなかったんだ。脚本家がうまく書いてくれるだろうから、その通りに演じればいいってね。だけど、ファイナル・シーズンはとても心を込めて演じたよ。心底入れ込んで、最高のソーヤーにしようと決めたんだ」。
ジョシュは、ソーヤーに関してどのような“結末”を望んでいたのだろうか?
「オレはただ、ソーヤーにもう一度人生をやり直すチャンスがあればいいと願ってただけさ。でも、たとえ島を出るにしても、きれいな白紙からの人生じゃいけない。過去に悪いことをしてきたわけだから、その償いは必要だよ。この島は、それぞれの人物が自分の中の悪魔と対峙し、そこから成長したり死んでいったりする場所なんだ。
ソーヤーには最後に幸せな人生を送るチャンスを与えてやりたかった。くだらない死に方をさせられるんじゃないかと心配してたんだ、カエルを救おうとして死ぬとかさ(笑)。オレは、それよりはマシな最後にしてほしいって願ってただけ。島での教訓を生かした人生を送り、ドラマの最終回まで登場してほしいなぁ、とね」。
ドラマ全体を通して見ても、ひとつ前の「シーズン5」で、ソーヤーが愛するジュリエットを失うシーンは最も印象深いシーンのひとつとしてファンの心に刻まれている。