東京側では、十数台の仮想サーバと百数十台のWindows、Macが混在したクライアント環境の共有ストレージにReadyNASが使われている。
ピーチジョンがReadyNASを選定するポイントとなったのは、豊富な機能と多くの企業での導入実績、GUIでの簡単な設定、パフォーマンスと信頼性、頼れるサポート、そしてコストパフォーマンスの高さだ。
「東京から仙台に毎晩バックアップを実施しているが、これまで大きな問題もなく稼働している。特筆すべきは、震災での経験から、何かあった場合には実際に手で持ち運べるようにデスクトップ型を採用している点だ」と渡部氏はコメントする。
他にも同氏は、VMware仮想環境の構築とバックアップ対応を同時に解決したあるソフトウェア会社の事例や、増加を続ける設計データや個人データをストレージシステムに集約したある製造業の事例といった、ReadyNASの効果的な活用方法を紹介。そしてReadyNASとReadyDATAの製品ラインナップを説明したうえで、
「同じ程度の価格でも、より豊富な機能と高いパフォーマンスを発揮するところに当社のNAS製品の強みがあります」と、競合他社製品と比べた優位性を言及した。