東京のメインサイトが復活した後にセカンドサイトに更新されたデータを戻そうとなったときには、専用のツールが必要であり、コストと時間がかかってしまう。
そこで、フェイルバック・レプリケーション機能を使えば、セカンドサイトで更新されたデータだけを東京のメインサイト復旧後にそのまま戻すことができるようになるのだ。差分だけをコピーすることで、結果としてセカンドサイトと東京のメインサイトのデータが同期できるのである。
「これまではフェイルオーバーはできたがフェイルバックは難しかった。かなり革新的な機能だと自負している」と、Brett氏は主張してセミナーを終了した。