2014年7月22日 13:24
山田祥平のニュース羅針盤 (27) 事業部直営のリアル店舗でサービスを模索するLet's note ステーション
彼らにとっても、実際の顧客の反応を直接聞けることは、今後の製品作りにおいて多くのヒントを得られる場でもある。少人数の会話形式で進行されるセミナーは、聞きたいことがその場で聞けると好評だという。
ちなみに、このステーションは年会費1,800円でメンバーシッププログラムを実施、会員に対しする各種特典が用意されている。スペアのバッテリや電源アダプタなどのオプションを購入する場合、量販店での購入よりも安くなる。また、修理に要したのパーツも2割引だ。そして、セミナーの参加は会員限定のサービスとなっている。現在の会員数は約150名。年間で30万円といったところだ。
利益のための会費であるとは思えない。
「ここではLet’s noteは売りません。でも、やはり聞こえてくるのはLet’s noteは高いという声です。法人向けのアウトレット販売を実施するなどしてお応えすると同時に、ご愛用いただいているパソコンの無料点検サービスを実施するなど、たとえ高い価格でも満足していただき、またLet’s noteを選びたいと思っていただけるサービスを継続して提供していきたいと考えています」(今中氏)。半日コースや一日コースの「無料愛情点検」