2014年7月25日 11:30
脱社畜的「会社の歩き方」 (5) 「ブラック部署」に配属されないためにやっておきたいこと
仮に自分が人事でも、自分をそこに配属させることは合理的だと思うような、そんな現実的な希望を根拠と一緒に伝えられるとよいでしょう。希望は1つだけでなく、いくつか出せるとさらに安全度は高まります。
1番ダメなのは、「どこでもいいです」と決定を完全に相手に委ねてしまうことです。希望は必ずしもかなうとは限りませんが、言っておけば考慮はされます。言わなければ、考慮のされようがありません。
○それでもブラック部署に配属されてしまったら……
ここまでやったとしても、やはり配属から「運」の要素を除去することはできません。運悪く自分の望まない部署に配属されてしまうことはありえます。
その際にどうすればよいかはとても難しい問題です。
解決策は状況に応じて個別具体的な検討が必要ですが、ひとつだけ言えることは「異動の時期までじっと耐えろ」が唯一の正解ではないということです。
人生の時間は有限です。時間を無駄遣いしないために、耐えるのではなく自ら違う環境に移る選択をするのも、ひとつの考え方だと僕は思います。
日野瑛太郎
ブロガー、ソフトウェアエンジニア。経営者と従業員の両方を経験したことで日本の労働の矛盾に気づき、「脱社畜ブログ」