2014年8月10日 12:00
沖縄の美しい海の中で会話ができる - 山形カシオのダイビング向け小型トランシーバー「ロゴシーズ」体験記II
「沖縄に行きませんか?」(担当A)
「は? 何しに?」(筆者)
「取材ですよ、取材」(担当A)
決して沖縄料理や青い海・空に釣られたわけではない。山形カシオが手がけるダイビング向け小型水中トランシーバー「ロゴシーズ」を持って、沖縄の海でダイビングと水中会話を体験してきた。以前にもロゴシーズを体験させてもらっているが、そのときは深さ5mの実験用プールだったので、ロゴシーズが真価を発揮する「海中」に潜るのは今回が初めて。ロゴシーズ体験記、第二弾だ。
ロゴシーズを簡単に紹介すると、ダイビング装備のレギュレーターをくわえたまま、水中で会話ができる小型のトランシーバー。防水性能は水深55m(アドヴァンスドモデル)、潜水40mまでのレジャーダイビング向けだ。音声の伝達には超音波を用い、自分が話した声と受信した相手の声は、骨伝導を使ってロゴシーズのマイクとスピーカー(人間の耳)に伝える。透明度が高く静かな海中なら、50m~100mも音声が届く。
電源は内蔵バッテリで、動作時間は最大約3時間だ。
発売から何度かのファームウェアアップデートを行い、会話を録音する機能や、音声によって送信モードへ切り替えるハンズフリー機能などが追加された(無音状態が3秒間続くと自動で受信モードになる)。