くらし情報『『おかあさんといっしょ』“第四の壁”と子ども夢中にさせる仕掛けとは』

2020年2月6日 10:00

『おかあさんといっしょ』“第四の壁”と子ども夢中にさせる仕掛けとは

『おかあさんといっしょ』“第四の壁”と子ども夢中にさせる仕掛けとは

人気子ども番組『おかあさんといっしょ』(NHK Eテレ)の劇場版最新作『映画 おかあさんといっしょすりかえかめんをつかまえろ!』(1月24日公開)。同作のプロデューサーを務めたNHKエデュケーショナルこども幼児部統括部長・古屋光昭氏が、“第四の壁”と子どもを夢中にさせる“ある仕掛け”を明かした。

「映画館でいっぱい遊ぼう!」というコンセプトのもと、親子で楽しめる体験型ムービーとして制作された本作は、「どうやって小さな子どもを映画に参加させ、親子で楽しい時間を過してもらうか」が重要な鍵となる。

「大人は普通どのように映画を観ているかというと、ゆったりと席に座り、スクリーンの向こうに繰り広げられる物語や冒険を、『鑑賞』していることがほとんどだと思います。映画は、今ここで起こっている出来事ではなく、現実とは別ものとして受け止めており、舞台や映画と言った『フィクション』と、観客席すなわち『現実』との間には、概念上の見えない“第四の壁”がある、と言われています」

ストーリーや世界観などで感情移入する大人に対して、子どもはフィクションと現実の境界線が曖昧で、ストーリーについていくことが難しい上に画面を見続ける集中力も十分に備わっていない。

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