くらし情報『実はアラフォー! 39周年を迎える「ピノ」開発の仕事を、アイス博士に聞いた』

2014年8月20日 11:43

実はアラフォー! 39周年を迎える「ピノ」開発の仕事を、アイス博士に聞いた

研究所のメンバーがみんな試作品をつくるので、ずらーっとテーブルに並べて食べていく作業になります」

--朝一番にアイスを試食…すごいですね

井上さん「お昼のごはんのあとにもあります。1日2回、みんなのアイスを評価する時間があるので。ちょっとした食事朝食みたいなものですよ。だからたまに試食がないと『おなかが減ったな…』と思ってしまいます。

ただ、おいしいものだけではなくて…みなさんはおいしいアイスしか食べたことないでしょうけど、われわれはそうじゃないのでつらいことがあります。あまり詳しくは言えないですけど、食べた瞬間に吐き出されるものもありますよ(笑)。いいものだけじゃなくて、だめなものも評価しなければいけないんです。アイス以外の開発をしているメンバーも『楽しそう~』と来るんですが、つらいサンプルもあります(笑)」

--両方食べないと評価できないということですか?

井上さん「そうですね。
他にも品質保証のための試食もありまして…例えば抹茶って、熱や光に弱いんですよ。光にあたると抹茶の色が変わって、劣化してしまうんです。どれくらいの抹茶が風味的に悪くなるか、見なければいけないんです。

よく言われるのが、当社のアイス開発者には太ってる人が全然いないこと。

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