2020年2月28日 11:00
ソロシネマ宅配便 第1回 第1回『ザ・ビースト』俺らのニコラス・ケイジが“猛獣ハンター”に
今作でも武器はマシンガンではなく、狩りで使う毒矢というチョイスも絶妙。粗暴だけど結局いい奴的な役がハマるこの男はやっぱり信用できる。だって96年に『リービング・ラスベガス』でアカデミー主演男優賞を獲った直後の出演作品が『ザ・ロック』『コン・エアー』『フェイス/オフ』だよ。さらに25年近く経って56歳でいまだに『ザ・ビースト』をやっている。ちなみに本作ヒロインの女医エレン役のファムケ・ヤンセンは55歳だ。
俺らもまだまだ青い。「青春は青だよ、青いということはまだまだ伸びる要素があるということだ」なんつって唐突に春季キャンプの原辰徳コメントを思い出す一本である。
お前さん、この映画を見なくていいのか?
【ソロシネマイレージ 78点】
※ソロシネマイレージとは、おじさんひとり映画オススメ度の判定ポイント。
なおこの点数が高いほどデートムービーには向かない。
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