2014年9月29日 11:00
目からウロコのらく~なランニング (10) 上り坂を楽に走るには「3段ギア」をイメージすることがコツ
ギアというのはあくまでも物の例えですが、私の頭の中ではひとつギアチェンジするたびにギアを入れ替える音がします(笑)
上り坂が近づいてきたときはどの程度の坂なのかを見て、平地走行している状態から、いつギアをひとつ入れ替えるか(腰を曲げるか)、坂の角度を身体で感じながら操作していきます。これ、急坂にはものすごく効果あるんですよ。
○見た目は悪くても、きちんと膝を守った走りになっている
平地を走る時、一般的にやや前傾姿勢が良いとされています。また上り坂でも前傾姿勢を保ち、きれいな姿勢で走るように言われるのが普通の教えです。私が提唱する「3段ギア走法」は邪道かもしれませんが、それで楽に走れるようになるのだから、見た目なんて気にしません。
この姿勢により、関節などに悪影響が出るならいけないと思いますが、全然そんなことありません。むしろ、バランスよくしっかり身体の重心をとらえることができますので、膝を守ることになり、楽に上って行けます。ぜひ一度お試しください。
今回でこのコラムは終了いたしますが、楽に走るためのノウハウはまだまだいっぱいあります。しかし一連のシリーズで紹介した代表的な10項目をマスターすれば、楽に長く走ることができるようになります。