2014年9月29日 20:07
今年の夏イベントは、つながりやすかった? - ドコモが夏イベントで実施した電波対策をまとめてみた
いよいよ9月も終わり、暑かった夏も去っていったが、夏といえば、各地で多くのイベントが開催される季節でもある。花火大会や夏祭り、野外フェスなど、種類はさまざまだが、人が多く集まるこれらのイベントでは、スマートフォンや携帯電話の電波も混み合うため、トラフィック対策が必要になる。携帯キャリア各社では、大規模なイベントの会場に移動基地局を配備するなど、それぞれが独自のトラフィック対策を実施している。
NTTドコモでは、8月から9月にかけて全国各地で行われたイベントでトラフィック対策を実施。移動基地局を配備するなど、スマートフォンや携帯電話がより快適につながる環境を提供してきた。また、「dマーケット」の各種コンテンツとイベントをコラボレーションさせるといった取り組みも実施している。
本稿では、この夏、開催されたイベントにおいて、ドコモが実施したトラフィック対策などの取り組みをまとめたので紹介していきたい。
○dアニメとのコラボも実施「コミックマーケット86」
8月15日から17日まで、東京・有明の東京ビッグサイトで行われた「コミックマーケット86(コミケ86)」。
毎回、多くの人が来場するコミケだが、ドコモでは2GHz/800MHz/1.5GHz/1.7GHzのクアッドバンドに対応する移動基地局を投入。