2014年10月1日 09:41
日本4大フェス「RSR 2014」に無料Wi-Fiスポットを設置 - 石狩DCの挑戦
同Wi-Fiスポットでの接続状況は、8月16日16時が最も多く、46名が同時に接続していたという。同時間帯は、BOHEMIAN GARDENステージにて、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのGotch氏がライブを行っていた。「集客状況も、Wi-Fiのスポットをセンサー代わりにして計測できるのでは」と、さくらインターネット 石狩IDC センター長の宮下頼央氏は述べる。
RSRでは、来場者のインターネット利用にどのように対応していたのか。
同イベントでのWi-Fiスポット設置は、敷地内にインターネットカフェを設けたことから始まったという。「アップルをスポンサーとして、パソコンを置き、公衆無線LANでインターネットに接続ができ、充電もできるというインターネットカフェの形式で用意していた」とRSRチーフディレクターの武田豪氏は説明する。
NTTドコモとの連携で、初めて移動基地局を設けたのは2002年(第4回開催時)。前年の2万4000人を大きく上回る6万9000人の来場者を記録し、「爆発的に集客が増えたため、従来の設備では対応できないだろうと思い導入した。
それから、キャリアの縛りはあるが、公衆無線LANをとばすなどの対策を行うことになった」