2014年10月3日 18:16
ロシアン・ルーレットと化したソユーズ宇宙船―相次ぐ問題、失われゆく信頼
ロシアはそもそもロケットや衛星の打ち上げ数が多いということを勘案する必要はあるが、一方でほぼ同じ頻度で打ち上げている中国や米国ではこれほど多発していないことから、やはりロシアの宇宙開発において、設計、製造、検査の質が低下していることは明らかだ。
ソユーズがふたたび問題を起こすのも、またそれが今までよりも深刻な事態になることも、そしてそれが人命に関わるほどの事故になることも、もはや時間の問題であろう。だが、米国の民間企業によって開発されている宇宙船は2017年にならなければ運用に入らないため、それまでISS参加国は、否が応でもソユーズに命を預け続けなければならない。それは言わば、ロシアン・ルーレットの引き金を、連続で引き続けるようなものかもしれない。
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