2014年10月6日 17:18
アドビ主催のクリエイティブカンファレンス「Adobe MAX 2014」-米ロサンゼルスにて間もなく開幕
これは、Adobe MAXというイベントのメインターゲットがデベロッパーではなく、デザイナーをはじめとした"クリエイター"という、より大きな括りに切り替わったことを意味している。
このような方向性の転換は、アドビが特定の分野の技術やツールに特化したベンダーではなく、クリエイティビティ全般をサポートする企業であるという姿勢を明確に打ち出した結果だと考えられる。Adobe Creative Cloudの登場で、ツール選択におけるWebやデザインといったカテゴライズの壁が取り払われたことになり、クリエイティビティの幅は大きく広がっている。アドビ最大のユーザカンファレンスであるAdobe MAXもそれに合わせて生まれ変わるということであり、これまでの開催とはまた違った魅力を感じられるのではないかと期待している。
○今年のMAXの注目点は?
Adobe MAXでは新製品や新技術に関する大きな発表が行われるのが恒例だが、今回最も期待されているのはやはりCreative Cloudのさらなるアップデートだろう。同社では今年6月にCreative Cloud正式スタート以来初のメジャーアップデートを行った。