日本は世界で25番目にマルウェアの検知が多い国 - カスペルスキーが新製品
安全診断機能では、無線LANの暗号化の強度やパスワードが平文で送信されていないかなどを診断し、通知を表示してくれる。
4点目として、UIを刷新して使いやすさの向上を図ったほか、軽量化も図り、OS起動の遅延時間を10%以上短縮し、アイドル時のメモリ消費量を25%以上削減した。
川合社長によれば、第三者機関のパフォーマンステストで最高位を受賞したり、13年に参加した各種テストで好成績を収め続けたりと、高い性能と、さらにそれを維持し続けている点をアピール。
川合社長は「攻撃者が活動しにくい、安全なインターネットの環境を目指す」と話し、そのために継続した技術的な取り組みを行って、製品の性能をさらに強化していきたい考え。それによってユーザーの信頼感を獲得し、さらに「それを裏切らないように全力を尽くしていきたい」と強調している。
発表会では、昨今の脅威動向の解説も行われた。グローバルでは、2013年に41.6%のユーザーが最低1回はサイバー攻撃を受けており、前年比で6.9%増加したという。同社のユーザーからのデータによれば、日本は現在世界で25番目にマルウェアの検知が多い国だという。
その半数以上がWeb閲覧時にマルウェアがダウンロードされたことによるものだったそうだ。