2014年10月10日 00:00
Windows 8.1ミニTips (67) 意外と便利な「ファイル履歴」- バックアップ編
だが、バックアップデータの安全性を考えれば、物理的に異なるNASなどを用いた方がよいという見方もある。無線LANなどネットワークの速度が遅い場合は、他の作業を阻害する可能性も出てくるため、注意してほしい。
ローカルディスクをバックアップ先として利用する場合、「ファイル履歴」を起動し、「オンにする」ボタンをクリック/タップするだけだ。
ネットワーク上の共有フォルダーを利用する場合は、ナビゲーションウィンドウの「ドライブの選択」から「ネットワークの場所の追加」、もしくは「ネットワーク上の場所をすべて表示」をクリック/タップし、保存先を選択する。
○ファイル履歴を「オン」にする
ファイル履歴をオンにすると、すぐに初回のファイルコピーが始まる。前述したバックアップ元の容量によって所要時間は異なるが、数分から数10分待てば実行時刻を含んだメッセージに切り替わり、作業完了だ。
後はスケジュールされたタスクを元に定期的なバックアップが行われる。なお、タスクは「\タスクスケジューラライブラリ\Microsoft\Windows\FileHistory」に登録する仕組みだ。
バックアップのログ情報を確認する場合は、ナビゲーションウィンドウの「詳細設定」