2014年10月10日 08:00
富士通は相変わらず元気か? 2014年秋冬のPC新製品発表会 - 個人向け・法人向けFMVとARROWSを一挙に
竹田執行役員はPC市場の現状について、「PCメーカー各社が法人市場へとシフトする姿勢をみせており、この分野が激化することになりそうだ」と言及。その中で、「富士通の強みは幅広い顧客基盤を持ち、垂直統合による総合力を発揮することができる点にある。顧客満足度でも高い評価を得ている。カスタマイズも強みであり、ユーザーが求めることを、誰よりも早く実現したいと考えている」とした。
コンシューマPCについても、「コンシューマPC市場の出荷台数は減少するが、稼働台数は大きく減少することはないと考えている。魅力あるコンシューマ製品づくりを継続する。ニーズの多様化にあわせて女性向けやアクティブシニア向けといったライフスタイルにあわせた製品を投入していきたい」と述べた。
また、「ますます多様化する要望に対して、誰よりも早く実現することが富士通の使命。
そのためには、新たなものを提案し続けていくことになる。新たなデバイスは、従来型のような形をしていないかもしれない」と将来の見通しにも触れた。
●スマホはスペック重視から使いやすさ重視の時代に
○スマホはスペック重視から使いやすさ重視の時代に
富士通 モバイルフォン事業本部長の高田克美 執行役員は、NTTドコモ向けに提供するモバイル製品について説明した。