2014年10月24日 21:03
The Microsoft Conference 2014 - Office 2013とOffice 365 ProPlusはどう違うのか?
●Q&A : Office 2013とOffice 365、そのメリット・デメリット
次に、Q&A形式の図表を使って、Office 365 ProPlus、Office 2013 Professional Plusのメリットとデメリットを説明した。
企業向けOffice 365では、インストールやパッチの更新に関して独自のコントロールが可能だ。別途提供される「Office展開ツール」を使い、パッケージを社内サーバーに置くことで実現する。この機能を使うと、例えば「利用しないAccessをインストールしない」といった設定も比較的たやすい。
Office展開ツールを使うことによって、共用PCでのOffice 365利用も可能になった。共用PCにユーザーがログインするたびに、Officeライセンスサーバーにアクセスし、ライセンスを保有しているユーザーならば利用できるようにする。Office展開ツールとテレメトリ機能を併用すれば、新しいパッケージを提供したとたんにアドオン機能がクラッシュするような問題が発生しても、問題のなかったアップデート前のパッケージを配布できる。一方、Office 365は最長30日のライセンス確認を必要とするため、インターネット非接続マシンには向かず、常に最新版なのでダウンロード権もない。