くらし情報『あらゆる分野での適用を目指す - Alteraが目指すSoC FPGAの方向性』

2014年10月31日 10:30

あらゆる分野での適用を目指す - Alteraが目指すSoC FPGAの方向性

しかし、MAX 10は高速トランシーバは搭載しておらず、ある程度の低コストを維持しつつ、高速トランシーバが欲しいというニーズはSoC FPGAの第1世代品の1つ「Cyclone V SoC」で対応する必要が現在のところの選択肢となっている。ではCyclone 10 SoCは提供しないのか、というと、同氏は「今後もすべてのラインアップをサポートしていくという計画があることだけは言える」と明言を避けたが、これまで同社がIntelと協力してIntelのプロセッサにFPGAを搭載するといった取り組みなども継続して行っていく可能性もあるとし、FPGAの適用範囲の拡大を継続して図っていく姿勢を見せてくれた。

なお同氏は最後に「まだまだSoC FPGAの適用可能な分野はたくさんある。そうしたニーズを吸い上げ、適用できることを示すことは今後、Alteraが成長していくうえで重要になる」とコメントをしており、考えうるあらゆる方向性を模索し、最適な選択をその都度行っていくことで、よりFPGAをASICやASSP、マイコンなどに代わる一般的なデバイスとしての存在感を強化していくとした。

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