くらし情報『脱社畜的「会社の歩き方」 (20) 「定時に帰る」意志がない人は定時には帰れない』

2014年11月7日 08:00

脱社畜的「会社の歩き方」 (20) 「定時に帰る」意志がない人は定時には帰れない

脱社畜的「会社の歩き方」 (20) 「定時に帰る」意志がない人は定時には帰れない
毎日毎日残業ばかりで、平日にはほとんど自分の時間を持つことができない、と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。夜にオフィス街を歩くと、22時、23時になっても煌々と明かりが灯っているビルを多く見つけることができます。終電で、仕事帰りらしきサラリーマンがぐったりしているのを見ることも少なくありません。これらのことからも、毎日遅くまで残業をしている人たちが数多くいるであろうことがわかります。

統計によると、日本人の一般労働者は年間約2000時間ほど働いているようです(日本生産性本部『日本の生産性の動向 2013年版』より)。これは国際的にも高めの数字です。もっとも、この数字にはサービス残業は含まれていませんから実際にはもっと多いと考えたほうがよいでしょう。「残業なんてほとんどない」と言える日本人は、あくまで少数派です。


○長時間働いているが生産性はものすごく低い

問題なのは、こんなにも長時間働いている人が多いにも関わらず、必ずしもその残業が報われていないということです。

前述の日本生産性本部の調査資料によると、日本人の1人あたり労働生産性はOECD加盟国34か国中21位と非常に低水準です。

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