2014年11月12日 08:00
ダイハツ「ウェイク」ただの軽自動車じゃない! アウトドア派の"前線基地"に
ダイハツ工業はこのほど、新型軽乗用車「ウェイク」を発売した。都内で行われた発表記者会見では、釣りや登山、サーフィン、自転車など、アウトドアでのレジャーに便利な1台として、具体的な使用方法が提案された。
○ユーザーの声をもとに室内の広さ・視界の良さ実現
新型軽乗用車「ウェイク」は、昨年の東京モーターショーで参考出品されたコンセプトカー「デカデカ」をベースに、ユーザーの声と、さまざまなレジャーのプロフェッショナルからの要望を反映して開発されたという。
ユーザーの声に関しては、ミニバンから軽自動車に乗り換えようというダウンサイザーや「タント」購入者などを対象に調査。その結果、室内の広さと視界の良さへのニーズがとくに高いことがわかり、軽自動車最大の室内空間と、運転時の目線の高さを1,387mmとする見晴らしの良さが実現された。
広い室内空間を確保するため、全高は1,835mm、室内高は軽自動車トップの1,455mmに。これにともない、高さを感じさせない操縦安定性や乗り心地の良さも追求された。たとえばドアミラーやリヤコンビランプ付近に空力フィンを採用し、あえて気流に小さな渦を発生させることで、車体を左右から押さえつけ、直進安定性を高めているという。