2014年11月13日 16:33
便利でかわいい! 英国生まれの僅か1グラムのボールペン「Jackpen」の開発秘話に迫ってみた
スタイラスがないとどうも落ち付かないJewson氏は、iPhoneを使い始めてからもPalmを持ち歩いていたという。Jackpenのコンセプトを思いついたのはそんな時だ。
Jewson氏「レストランでランチ中に、紙ナプキンにメモをしようとしたらペンがない。ウェイトレスに頼んでペンを借りた時に、ここにペンが入るんじゃないかと思いついたんです。」
さっそく、すでに似たような商品がないか探し回り、特許も調べたがどこにもない。そこで、自ら作ってみることにした。
Jewson氏「100個200個と試作の型を重ねるうち、自分自身でとても気に入ってしまい、友人にも見せたんです。そうしたらとても反応がいい。試しに、ロンドンで開催された小さなステーショナリーの展示会に出品しました。」
これがブレイクの発端となった。
Jackpenは予想をはるかに上回る反響を呼び、来場者やメディア取材がひっきりなしに訪れるためにJewson氏は「トイレに行く暇もなかった」。しかしこれがきっかけでJewson氏は現在のJackpen社のメンバーと出会い、会社を立ち上げるに至った。さらにこの時の報道が、後にJackpenが世界各国で販売されることにつながっているのだ。