2014年11月18日 09:50
東京都千代田区でセミナー開催-Hadoopディストリの中でMapRが選ばれる理由
はJavaで実装されており、パフォーマンス上のボトルネックになるケースが少なくない。また、外部システムのデータをHDFSに移動させる際にも大きな負荷が発生し、性能が大幅に劣化するという。
そこで、MapR Haddopでは、ファイルシステムをネイティブに書き換えて実装。ランダムなRead/Writeを実行可能にして通常のデータ処理の性能を大幅に向上させたうえで、POSIX(Portable Operating System Interface)準拠のNFSによるマウントに対応させてデータ移動の負荷も軽減している。
こうした技術面の工夫の結果、他社のHadoopディストリビューションでは150台のサーバが必要だったシステムが、MapR Hadoopの採用により50台のサーバで済んだというケースもあるという。
もちろんMapR Hadoopにはそのほかにも、性能を高める実装や、運用負荷を大幅に軽減する技術が多数組み込まれている。講演では、さまざまな企業のユースケースとともに、そうした特長の詳細が解説される予定なので、ビッグデータ分析システムを検討している方はぜひご来場いただきたい。
開催概要
IT活用はTCOではなくROIで選ぶ時代 導入事例に学ぶデータ活用によるアップセル・クロスセルの勘所
日時:2014年11月26日(水)