くらし情報『ゲッティのアートディレクターが語る、広告ビジュアルの"6つのトレンド"』

2014年11月18日 12:00

ゲッティのアートディレクターが語る、広告ビジュアルの"6つのトレンド"

5番目のキーワードである「Body 2.0/身体2.0」では、本当にブランドが必要としているのは、キャットウォークをするようないわゆる「モデル体型」のボディではなく、リアルでありのままのボディだという。実際に米ユニリーバのボディ・ケア製品ブランド「Dove」の広告では、さまざまな人種のポッチャリ体型の女性モデルを採用しているという。こうした例を挙げて、今必要とされるのは「嘘っぽい写真」ではなく「ありのままの写真」であることを、あらためて強調した。最後のキーワード「The New Old/新しいシニア層」では、化粧品メーカーの広告ポスターでは、イギリスの女優シャーロット・ランプリング(現在68歳)が起用されていることなどを例に、生き生きとしたシニアの写真に需要が高まっていると述べた。

○必要とされるのは、ウソのない現実的な写真

続いてのテーマは「写真や動画のクラウドソーシング」。ビジュアルによるコミュニケーションが盛んな昨今では、ごく普通のユーザーの「写真を見る目」も非常に洗練されており、作られた写真、嘘くさい写真では通用しなくなったという。そこで、同社は2008年から写真共有サイト「Flickr」

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