2014年11月19日 09:00
PlayStation 4採用話からNAS破壊まで - Meet BSD 2014
ベンダーの規模はさまざまだが、FreeBSDにZFSが移植された辺りから、開発が活発になっている。そうしたプロダクトを提供しているベンダーの1つにiXsystemsがある。同社は今回、FreeNASで構築したNASを用いた面白いデモンストレーションを実施した。
RAIDを構築して活用しているエンジニアなら誰しも、「このRAID、故障した時にはたして、きちんと機能してくれるのだろうか?」と不安を覚えることはあるだろう。この手のプロダクトはロシアンルーレットのごとく、実際に壊れてみないとうたい文句どおりに稼働するかどうかわからないところがある。
iXsystemsはFreeNASで構築されたNASを披露。そこで、システムビルドを行いながら、会場のエンジニアに手伝いを求めた。その手伝いとは、「ハードディスクを引き抜いてこのハンマーで破壊する」というものだ。
10台以上のハードディスクが接続されたNASだったが、ブチブチ引き抜いて壊しても、最後の1台まで機能する、というデモンストレーションだった。
実際は、壊れないことを祈りながらシステムを構築するものだが、目の前でディスクが引き抜かれて破壊されながらも、ストレージは一切問題なく動いている様子を見るのは爽快というか、安心できるものがあった。