2014年11月19日 09:00
PlayStation 4採用話からNAS破壊まで - Meet BSD 2014
しかし、技術というものは伝播し、改良され、改良されたものらが混じり合うことで発展する。エンジニアは各自が抱えている情報から新たな価値を生み出すため、交流し、議論し、実践し、日々自らの技術を発展させている。
*BSD系のエンジニアは世界で定期的に開催されている国際会議を通じてお互いの情報交換を図っている。代表的なところでは東京で開催されているAsiaBSDCon、カナダのBSDCan、ケンブリッジのBSDCam、欧州のEuroBSDConがあり、数年前からは米国でMeet BSDが開催されている。
Meet BSDは新しいカンファレンスだが、シリコンバレー(サンノゼ)での開催とあって有名企業からの参加者が多い。10年前ならMicrosoftやFacebookの関係者が話をすることは考えられなかったのだが、現在では当たり前の光景だ。
今年のMeet BSDは11月1日・2日に開催され、筆者も参加してきた。以下、筆者が面白いと感じたトピックを紹介しよう。
○人脈、ライセンス、技術、経営 - PlayStation 4での採用の理由は?
Meet BSD California 2014では、Sony Computer Entertainment AmericaのAlex Rosenberg氏がPlayStation 4について講演を行った。