ついにボカロにも対応! ダンスPVを自動生成する「キャラミん」を試してみた
キャラミんには、制作ツールの「キャラミん Studio」と、再生ツールの「キャラミん OMP(おんぷ)」のふたつがあります。
○キャラミん Studio
「キャラミん OMP」はシンプルなダンスPVプレイヤーとして使いやすいですが、細かいカメラワークの設定や歌に合わせて口を動かすリップシンクなどができません。曲に合わせて最適なモーションやカメラワークを個別に設定するには、編集ツールである「キャラミん Studio」を使います。こちらは有償のソフトウェアですが、曲に合わせて細かくモーションの選択やカメラワークの作成が可能で、完成したPVを動画として出力できます。
同ソフトでは、MP3ファイルを選択すると自動的にモーションとカメラワークが生成されます。そこから、気になる部分を調整して自分だけのPVを作成します。
編集可能な項目は、大きく分けて以下の機能があります。
ビート: モーションの基本となる曲の拍子
モーション: 動きの選択
カメラ: カメラの動きの選択・編集
リップ: 歌詞に合わせた口の動きの編集
フィルター: 映像に重ねる演出効果の設定
POP ミュージックなど一般的な音楽であれば、音楽を解析した時点で適切なビートに調整されていますが、音楽とズレている場合は手作業でビートを合わせます。