2014年の半導体製造装置市場は前年比19.3%増の約380億ドル - SEMI
国際半導体製造装置材料協会(SEMI)は12月2日、同日開催したSEMICON Japan 2014の開催会見において、2014年末の半導体製造装置市場予測を発表した。
SEMI Global Vice President of Advocacyのジョナサン・デービス氏は、「2014年の半導体デバイス市場はSIA/WSTSの予測では前年比6.90%増の3270億ドル規模で、タブレット向けが落ち込んだものの、PC向けやサーバ向けがOSのリプレースなどで成長したほか、NANDも下期に強い成長を見せた」とし、それに伴って半導体製造装置市場の成長を見せた結果、半導体製造装置(新品)の販売額は、前年比19.3%増の380億ドルに達したとする。
また、設備投資のトレンドとして、「従来は300mmウェハ対応工場そのものを新設することで製造能力の向上を図り、そこに新装置を導入するといった流れであったが、現在は28m、20nm、そしてそれよりも微細なプロセスの実現といった先端プロセスの生産量増加に向けた設備投資が行われており、例えばメモリでは20nmを切る微細プロセスや3Dメモリ系に向けた投資が今後強まってくる」