30万人が参加したセールスフォースのイベントで、ベニオフCEOが訴えたこと
多くの分析ツールは、デザインが20年前に作られたものである。ネットワーク、ソーシャル、モバイルに直結したものではない。そのため、限定された人たちだけが使うものとなっている。顧客の目の前で変化が起こっていることを考えれば、営業やマーケティング担当者をはじめとして、すべての人が活用できるものでなくてはならない。そこで発表したのがAnalytics Cloudである」と位置づけた。
最後にベニオフ会長兼CEOは、「企業は顧客との橋渡しを作らなくてはならない。そして、モバイルやソーシャル、クラウドといった環境もさらに変化が起こっている。我々は、企業の変革を手伝う役割を果たしていきたい。
これからもみなさんと一緒に仕事をし、すばらしい未来の世界を実現したい」と締めくくった。
一方、「Salesforce World Tour Tokyo」では、マーケティング業界の最新トレンドおよびテクノロジーを紹介するマーケティングセッションや、米セールスフォース・ドットコムのマーク・ベニオフ会長とトヨタ自動車の豊田章男社長による特別対談、プロ野球選手の上原浩治氏および川崎宗則氏による「グローバルチャレンジと社会貢献」と題したスペシャルセッションも行われた。