くらし情報『「IBM リーダース・フォーラム」開催 - JR東海やブラザー社長が今後のビジネスを語る』

2014年12月10日 11:30

「IBM リーダース・フォーラム」開催 - JR東海やブラザー社長が今後のビジネスを語る

同氏によると、リニア新幹線は、単なる移動時間の短縮だけでなく、開通から50年を経て劣化しつつある新幹線とリニアで、地震など災害に備え、輸送経路を2重化する意味もあるという。また、リニア新幹線の開通で、新幹線が停車する駅が増え、それらの地域の活性化にもつながると指摘した。

新幹線の海外展開では、現在、米国でニューヨーク-ワシントン間と、テキサス州での話が進みつつあるという。

2017年オープンの名古屋駅前のJRゲートタワーについては、「リニアが開通すればポテンシャルの高いオフィスになる」と述べたほか、今後、女性と高齢者の人口比率が高まることに対しては、「これらに対応するため、検査、監視、販売のあり方を加速度を上げて研究しなければならい」と述べた。

ブラザーの小池氏は同社の課題について、「ブラザーはミシンで創業した会社だが、最近は売り上げの6割は電子機器が占める。また、8割は海外でグローバルな競争の環境下に置かれている。今後、スマートデバイスが普及すると、プリンタ事業も安閑としていられないため、新たなサービス、商品を開発していかなければならず、ソリューションビジネスに舵取りをしようと思っている」

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