2014年12月10日 11:30
「IBM リーダース・フォーラム」開催 - JR東海やブラザー社長が今後のビジネスを語る
と述べた。
ブラザーの小池氏は、「ブラザーは、いろんな事業にチャレンジしており、プリンタでもWi-Fiの追加、クラウド活用、カスタマイズ化なども行ってきた、ブラザーはこれまで培った製造業のノウハウを生かした開発を行っており、最近では新規事業として、ウェアラブルディプレイ、Web会議、スキャナのハードやソリューションにも積極的に取り組んでいる。今後は、お客さまの声を聞いて、お客様の価値を高めていく」と語った。
○新しいビジネスにおける課題
3つ目のテーマは、新しいビジネスにおける課題についてだ。
課題としてJR東海の柘植氏はリニアの工事を挙げ、「南アルプスの25kmのトンネルや都市部の地下化など、86%が地面の中の工事だ。これらを、どう円滑に進めていくかや、水、騒音など環境にも配慮し、きちんと丁寧に対応する必要がある」と述べたほか、経営面でも、「5.5兆円という工事費も、金利や物価の変化に対応しながら、経営体力を強め、工事費用自体を下げていくことも必要だ。技術は山梨の実験線で研究をやっているので、ほぼ完成している。今後はコストダウンための実験をしていく」と語った。
ブラザーの小池氏は課題として海外事業を挙げ、「海外に工場もあり、従業員の8割が海外だ。