2014年12月12日 09:50
強力なアドバイザーと協業、クラウディアンが目指すストレージ業界の新潮流
一般企業においても同様で、社内の膨大なデータを蓄積するところから、競争力を付けることが可能になるのです。
本橋氏従来のエンドポイントストレージと言えばテープでしたが、使いたい時にすぐ活用することは困難でした。そうした膨大なデータをオンラインで使えるようにするのが、オブジェクトストレージと言えるでしょう。
高橋氏オブジェクトストレージは、安価で大容量という面に目が向きがちですが、もしこれが閉じたシステムで、用途が限られるのだとすれば価値は半減します。オブジェクトストレージの持つ「広域性」「分散性」こそが、最も注目すべきポイントなのです。
○コアマイクロシステムズはCloudianパートナーを繋ぐ“くさび役”
── コアマイクロシステムズとクラウディアンは、どのような協業体制を敷いているのでしょうか
本橋氏当社が2014年9月に発表した「Cloudian HyperStore Readyプログラム」は、ハードウェアパートナーのみならず、アプリケーションやサービス、周辺機器等を扱うベンダーやインテグレーターとのパートナーシップを強化するものです。
コアマイクロシステムズさまを含めたハードウェアパートナーは、自社のハードウェアにCloudianをプリインストールし、“認定アプライアンス”としてエンドユーザーへ提供します。