くらし情報『宅配寿司「銀のさら」のマグロに変化! - 何がどう変わったのか聞いてみた』

2014年12月12日 17:10

宅配寿司「銀のさら」のマグロに変化! - 何がどう変わったのか聞いてみた

対して、本マグロの場合は、年によって差はあるものの、品質が安定しているんです」とのこと。つまり、年間通して上質なマグロを使用するには、本来は本マグロのほうが適しているのである。

銀のさらがこれまでミナミマグロを使用してきたのは、単にコストの問題だけではない。同社営業企画部商品戦略グループの鈴木純也氏は「以前は本マグロを使用していたんですが、6年ぐらい前に資源保護の観点から大西洋での本マグロの養殖が制限され、本マグロの使用を控えなければならなくなりました。しかし、それからひと段落して大西洋の本マグロの資源も回復しているため、再度切り替えを検討しました」とこれまでの背景を明かす。

そんな中、顧客満足度のアップを目指す、銀のさらが今年1年の目標に掲げてきたのが“1年を通した上質化”。第1弾がウニ、第2弾がシャリを見直し、その次が今回の中トロに焦点を当てた。

「今年1年、質には妥協できないとやってきました。
中トロは盛り込み寿司上位ランクの商品にすべて入っている商材でもありますし、寿司ネタにおいても“フラッグシップ”と言える存在。何よりも満足度を高めようと、今回、大幅な見直しを図りました。品質だけでなく、ネタのサイズも変更し、厚さは少し抑えて、長くするなど、よりよい素材をよりおいしく食べていただけるように工夫を凝らしています。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.