2014年12月12日 17:10
宅配寿司「銀のさら」のマグロに変化! - 何がどう変わったのか聞いてみた
来年1年は『中トロと言えば銀のさら』とイメージしてもらえることを目指しています」(鈴木氏)
バイヤーの野村氏によると、今回のプロジェクトが始動したのは今年の夏からで、それから2~3カ月の間、国内の商社から仕入れた素材を、多い日で1日で20~30貫のテイストチェックを行ったという。
○マグロを食べ比べてみる
そんな苦労の末、短期の調達期間ながらも実現した、今回の本マグロへの再変更。これまで使用していたミナミマグロとの食べ比べをさせてもらった。
目の前に出された中トロの握りは、まずは見た目からして異なる。本マグロのほうが筋が均質で、人間の肌で喩えるならばキメが整っている感じ。色味にもムラがなく、まさに我々が思い描く“トロ”といった印象。
味のほうは正直、ミナミマグロもおいしい。しかし、やはり脂のりは本マグロが断然上。
舌の上で溶けるようなまろやかさがあり、霜降りの生の牛肉を食べているような味の濃さだ。
なお、銀のさらでは、来年以降、“中トロ”の新メニューをさらに検討中だそう。バイヤーこだわりの本マグロの中トロを違ったバリエーションでさらにおいしく楽しめる日が今から待ち遠しい限りだ。
『虎に翼』お別れラッシュにネット悲鳴 早くも女子部ロス「しんどい」「気持ちの整理がつかない」