2014年12月17日 08:30
残業の7割は無駄という実態が明らかに!仕事の生産性を高める工夫とは
「毎日遅くまで残業する仕事熱心な社員」──こういった評価は、日本では長らく当たり前だった。しかし昨今ではワークスタイル変革が叫ばれるようになり、仕事にかける時間よりも効率性が重んじられるようになった。そうなると、むしろ残業の多さはこれまでとは逆に、その人の“能力の低さ”の表れとも捉えられかねい風潮になりつつある。そして企業側にも、社員に対してむやみに残業を強いる"空気"を廃し、休める時にはきちんと休んで、家庭や趣味、そして自己啓発につなげるよう促すワークライフバランスの充実を目指す動きが生まれてきている”。
そこでマイナビニュースでは、日本の会社員の宿命とも言えるこの残業の実態を把握すべく、2014年11月6日から11月7日にかけて会社で働いている会員300名を対象に「残業に関するアンケート」を実施した。その結果から残業の問題点と解決策を考察してみよう。
○「無駄な残業」が7割も!
まず1ヶ月の残業時間だが、1~20時間が41.7%と最も多く、これに21~40時間の26%、そして0時間と41~60時間がそれぞれ14%前後で続いている。だいたい毎日2、3時間を残業に費やしているというのが、日本の平均的な会社員の姿のようだ。