2014年12月17日 18:09
私たちの口座情報をサイバー犯罪から守るには - Norton担当者が個人を標的とした攻撃の動向と対策を説明
と分析。2013年は感染数500%増と急速に拡大しており、「年末に感染数が増加傾向にあるので、これから注意が必要となる」と語った。
さらにBlake氏はグレイウェアについても言及。この攻撃はユーザーにインターネットからフリーソフトをダウンロードさせ、インストールする際に手順をわかりづらくして、有害なオプションプログラムをインストールさせるというもの。一度インストールしてしまうとアンインストールが非常に難しく、同氏は「アプリケーションは信用できるサイト以外からダウンロードしない方が良い」とコメントした。
○自分の身を守るには注意を怠らないことが大切
サイバー犯罪者の攻撃から個人が身を守るには、Eメールに貼られたURLや知らない添付ファイルに触れない、検索エンジンで上位に現れるサイトをむやみに信用しないなどを心がける必要がある。OSやアプリケーションのアップデートを怠らないことや、Mozilla Firefoxなど比較的標的となりにくいブラウザを使うことなども有効だという。Blake氏はさらに、パスワードの自動生成ツールや、包括的なセキュリティスイートの利用を薦めている。
現在シマンテックは日本で個人向けに「ノートンセキュリティ」