くらし情報『オムニチャネル時代に重要なのは顧客時間の共有 - 良品計画 奥谷氏』

2014年12月25日 10:05

オムニチャネル時代に重要なのは顧客時間の共有 - 良品計画 奥谷氏

(奥谷氏)

顧客時間に寄り添ったコミュニケーションの実現を可能とするのは、購買データだけでなく、検討段階や使用・消費段階での生活者データ。無印良品では、生活者の身近にチャネルを設け、データの取得・分析による生活者の可視化とコミュニケーションの実現を図る。

例えば、生活者にとって身近なチャネルとは、ソーシャルメディアの活用やアプリ「MUJI passport」となる。

○MUJI passportの狙いは

「MUJI passport」とは、会員証としての役割のほか、ポイントやクーポンの確認、店舗チェックイン、ニュース閲覧、商品・店舗検索などの機能を提供する公式アプリケーション。

同社はこれまで、ソーシャルメディアの活用やアプリの開発などを行ってきたが、同アプリは、生活者とのコミュニケーションツールとしてだけでなく、CRM(Customer Relationship Management)といった側面があるという。
「MUJI passportによって、従来から存在するクレジットカードやnet member、ソーシャルメディアといったミニCRMを統合したいと思っていました。これにより、顧客時間の全体的な把握が可能になるだろうとの狙いがあります」

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