2014年12月25日 11:30
マツダが語った「マツダスピリット」 - ワイヤハーネス設計を上流から下流まで一気通貫する「MAZDA Generative Flow」
2014年12月に名古屋と東京の2都市で開催されたメンター・グラフィックス・ジャパン主催の自動車業界向けのテクニカルフォーラム「IESF 2014」において、メンターが提供する「Capital」をハーネス開発のコアツールとして開発の上流から活用するフロー「MAZDA Generative Flow」の構築とマツダのエレキシステム開発の今後の取り組みについて、マツダの才上宗敏氏が講演を行った。
才上氏はマツダの車両開発本部電子開発部に所属し、車両のエレキ開発を担当する。部内の各グループは、「つながる」をキーワードに、あらゆるネットワークを駆使した情報活用によって「最高の価値」を「最安」でユーザーに提供する事を目指し、マツダのエレキ開発を進めている。そんなマツダに息づいているのは不屈のチャレンジ精神であるとし、「誰もが無理だと思うことに敢えて挑む。どんな困難や大きな壁に当たっても、決して諦めずに夢を追いかける。それが広島の、そしてマツダの精神。新しい技術は挑戦からしか生まれない。マツダはそんな信念を持って、クルマをつくり続けています」と挑戦し続けるマツダの姿勢を語った。
ちなみに才上氏は、現在ではすっかりデファクトスタンダードとなった「引き上げ方式」