2014年12月25日 11:30
マツダが語った「マツダスピリット」 - ワイヤハーネス設計を上流から下流まで一気通貫する「MAZDA Generative Flow」
その取り組みとして、マツダ90年の開発歴史の中で伝統として受け継がれてきた設計者にとっては聖域とも言える図面の書き方までもCapitalに合わせて変更した。MAZDA Generative Flowの運用は始まったばかりではあるものの、習熟期を終え、将来さらなる削減効果を出せる手応えを感じているとのことであった。
最後に才上氏は、「クルマ1台分のコンカレントな開発」と「自動設計領域の拡大」をマツダの目指す姿とし、衝突安全、EMC、燃費、各種電波の受信性能などのCapital外の領域との連携拡大と形状設計、バリエーション設計、コスト削減、エレキアーキテクチャ設計などへの自動設計の拡大を進めていくつもりだと語った。つなぐ仕事の効率化をさらに拡大し、鳥瞰図に描いた「在るべき姿」を実現するために、共創の輪を広げ、非競争領域のムダ排除に取り組んでいきたいとし、共創への参画を参加者に呼びかけた。
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