くらし情報『KDDIとソフトバンクが手を組んだ!? 携帯キャリアのコミケ電波対策事情』

2014年12月29日 08:45

KDDIとソフトバンクが手を組んだ!? 携帯キャリアのコミケ電波対策事情

は、コミケ会場内を携帯キャリアの人間が練り歩き、背中に背負ったWi-FiアクセスポイントによってWi-Fiサービスを提供するもの。この図式は、主要3キャリアが共通して取り入れているものだが、Wi-Fiのその先となる「バックホール回線」はそれぞれ異なる。

実は「オフロード」と言いながらも、各キャリアはこのバックホール回線で一般ユーザーと同じ4G回線を利用している。KDDIであれば、4G LTEとWiMAX、ソフトバンクであればLTEやWCPのAXGPといった具合にだ。

「それでは、オフロードの意味がないのでは?」と思うかもしれないが、携帯キャリアとして見た場合に「一部の周波数に偏っているトラフィックを平準化できる」というメリットが、ユーザーにとっては「大容量の通信を行ったとしても、Wi-Fiであれば当月の使用パケット量に加算されない」というメリットが存在する。

一部の周波数にトラフィックが偏る理由は「スマートフォンやルーター側の周波数対応状況」だ。例えば、筆者がメイン端末として利用するKDDIのXperia Z1は、WiMAX2+(TD-LTE 2.5GHz帯)に非対応であるし、最新端末のiPhone 6 / 6 PlusはKDDIのLTE 1.5GHzに対応していない。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.