くらし情報『ネットバンキングでの危険な経験・被害は2年前の2倍に』

2015年1月13日 13:47

ネットバンキングでの危険な経験・被害は2年前の2倍に

この時期は、銀行の正規ホームページにログインした後に暗証番号などの入力を求める不正画面が表示されるなど犯罪手口が巧妙化しつつあった時だったという。このたび2012年からの変化を把握するべく、あらためて調査を実施。また、今回は法人口座での被害が増加している状況を踏まえ、新たに法人への調査も行ったとしている。

個人の人にインターネットバンキング全体に関わる被害・危険について尋ねると、42.2%の人が経験ありと回答。2012年の回答19.4%と比べ、2年間で2倍以上増加する結果となった。個人について、被害・危険の内訳をみると、2014年には預金の不正出金2.1%や個人情報・口座情報の流出15.8%といった実際の被害から、フィッシングメールの受信25.5%やスパイウェアへの感染15.4%など被害の前段階である危険への経験まで、全項目で2012年からの増加がみられる。法人では、フィッシングメールの受信で40.9%と個人を大きく上回ったが、その他の項目では総じて個人より低い結果となった。インターネットバンキング全体のセキュリティに不安を感じるか質問すると、「感じる」「どちらかというと感じる」合計では63.9%となり、2012年より4.2%増加したが、傾向に大きな変化はなかったという。

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