くらし情報『Apple Distinguished Programに選出された近大附属高校に見る、iPadが変革する教育の現場』

2015年1月21日 12:44

Apple Distinguished Programに選出された近大附属高校に見る、iPadが変革する教育の現場

──それぞれの先生たちの取り組みについて、もう少し訊いてみた。また、彼らのサポートはどのような形で行っているのだろう?

森田教頭実はiPad導入の際、教員に、授業で必ず使用するようにといった強制はしなかったのですね。インフラさえ整っていれば、いずれは必要に応じて使われるだろうし、便利だと感じられたら後戻りしなくなるので、そこは自由な環境づくりが大事だと考えています。ある先生は、センター試験の問題の解説をするのに、iPadを使うと倍のスピードでできるようになるということに気付かれて、それ以降は、指導のスタイルが変わりましたね。職員室でも誰かが必ず使っているので、お互いに情報や意見の交換はしておりますし、また教員対象の講習会も実施しています。ただ、なんでもかんでもデジタルにすれば良いというわけではないので、ハイブリッドな方法論を取り入れてる先生もおります。今の段階は今の段階で最良の選択をされているのかなという見方をしています。

──それでは、実際の授業はどのように行われているのだろうか? 同校は、新たな学習内容を動画などで事前に予習し、教室では生徒同士が協働するなどして理解を深めるという「反転授業」

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