くらし情報『シリーズ「オシアナス・クオリティ」 - プレミアムウオッチ・ファクトリー「山形カシオ」にどっぷり潜入(第2回)』

2015年1月29日 00:00

シリーズ「オシアナス・クオリティ」 - プレミアムウオッチ・ファクトリー「山形カシオ」にどっぷり潜入(第2回)

シリーズ「オシアナス・クオリティ」 - プレミアムウオッチ・ファクトリー「山形カシオ」にどっぷり潜入(第2回)
●防塵服を身にまとい、エアシャワーを浴び、いざ生産ラインの中へ
カシオウオッチのフラッグシップブランド、「OCEANUS」の高い品質と信頼性をめぐるシリーズ連載。前回は、製造の鍵を握るプレミアムウオッチ・ファクトリー「山形カシオ」の概要と、OCEANUSの製造工程を紹介した。今回は実際の生産ラインを詳しくレポートしよう。

生産ライン内はクラス「10000」(詳細は割愛)というクリーンルームなので、まずマスクと防塵服を着用する。頭のてっぺんからから足の爪先までを完全に覆って、ホコリをシャットアウト。エアシャワーを通って入室する。もちろん、社員もすべてこのプロセスを経なければ中に入ることはできない。取材用の紙やペンは、カシオから支給されるもののみ持ち込むことができた(無塵対策。
デジタルカメラとICレコーダーは持ち込みOKだった)。

まずはアナログブロックのラインへ。ここはアナログ時計の心臓部を製造する重要な工程だ。ラインは運動場のトラックのようなオーバル状に構成されており、ここを樹脂トレイが流れている。

この樹脂トレイは、ブロックのベース(メインプレート)がセットされ起点を出発。ラインを一周するうちにいくつもの微細な歯車やモーターが複雑にセットされるのだ。

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