2015年2月5日 08:00
ノー残業デーの是非は? -「日本人にはルールが必要」「しわ寄せが行くだけ」
と形骸化を懸念する声だった。忙しくて残業しているのだから、仕事量を減らすか、人員増とセットでなければ意味がないという現実的な意見が多く、「家で無償で作業するようになるだけ」なんてコメントも。自分のペースで仕事できなくなるから、強制的に帰らなければならない制度なんて「邪魔なだけ」という声もあった。
そもそも「ノー残業」という考え方が不満な人もいるようだ。「ノー残業ということで、他の日の残業を暗に肯定することになる」、また「ただ残業代が出ない日が設けられるだけ」と、しっかり残業代が支払われる会社では無意味なことも指摘された。理想は「そんな日を設けなくても、帰りたい時間に帰れる体制を作るべき」という言葉に尽きる。
「現場を知らないヤツが考えること」なんて辛辣な批判もあった「ノー残業デー」制度。「月2回行われていて助かっている」「うまくいっている」なんて、実際に運用している会社で働く人からの報告もあった。
ひどいサービス残業が横行しているような会社ならば、形骸化してもいつも通りなだけ、失敗を恐れず一度試してみる価値はあるかもしれない。
調査時期: 2015年1月15日~2015年1月17日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性137名 女性163名 合計300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート
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