2015年2月8日 12:20
フィギュアを超え、アニメ、モータースポーツ、アパレル――新しい日本文化の創出へ - 安藝社長に聞くグッドスマイルカンパニーの視点【後編】
もしかしたらレッドブルの玩具が出てくるかもしれませんね(笑)。
●僕自身は"巻き込まれ型"、バックアップの方が性に合っている
――カーレースといえば、SUPER GTの2014年シーズンで総合優勝を勝ち取られました。率直に勝因は何だったのでしょうか。
体制作りを入念に行ったことでしょうか。レーサー、マシン、スペアパーツ、タイヤ。勝つために必要な要素を開幕前からセットアップして、レーサーたちがプラン通りにミッションを遂行できたのが良かったですね。2戦落としているのですが、それ以外はほぼ正しい判断ができて、必要なポイントを取っていけました。
――レーシング事業単体で黒字化していますが、これは業界でも珍しいことなのでは?
どうなんでしょうね。
皆さん赤字って言っているだけじゃないですか。黒字じゃないとできないと思いますよ。まぁスポンサーにとっては赤字かもしれませんが、僕らは運営母体として資金を投入し、事業として行っていますからね。
――ホビーメーカーであるグッドスマイルカンパニーが、レーシング事業として成功したポイントはどこにあるのでしょうか?
ファンに情報開示をしたところでしょうか。