くらし情報『グローバルな市場で戦うANAのWeb戦略とは - 36カ国8言語対応への取り組み』

2015年2月17日 12:30

グローバルな市場で戦うANAのWeb戦略とは - 36カ国8言語対応への取り組み

同氏は、国際線の売上拡大に向けた課題として「認知拡大」と「外部環境」をあげる。

「昨年、認知度調査を実施しました。これによると、アジアの航空会社と言えばここが思い付くといった『想起率』や名前は聞いたことがあるなどの『認知率』の両方において、あまり高くはない結果となりました。中でも、北米や欧州、韓国やタイなどの東南アジアでの向上が急務だと認識しましたね」(石川氏)

また、外部環境としては、ジェットスター・ジャパンの国際線進出など「LCCの台頭」や、羽田空港が国際線枠を拡充したことによる「自由化競争」などがあると説明する。

このような状況にて、同社がグローバルな市場で戦っていくためには、「ブランディングの強化」と「エンゲージメントの強化」そして「オウンドメディアの強化」が重要だという。そして、オウンドメディアを強化する取り組みの1つがWebサイトの多言語展開だ。

Webサイトの改善は、半永久的に続けるもの

「航空券の販売を海外向けに本格始動した2010年頃から、急激に売上が伸びました。特に、現在の36カ国8言語対応となってからは明確です。
しかし、一方で運営面における課題は浮き彫りになりました」

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