2015年2月17日 15:25
AZUMINO JAPANが生んだ新生「VAIO Z」発表会 - 「共創」と「個客視点」を重視したものづくり
またVAIO Zの高いパフォーマンスは、VAIO株式会社が持つ「高密度実装技術」と「熱設計技術」によるものだと説明。このふたつのコア技術を合わせて「Z ENGINE」と呼んでいるとのこと。もちろん、Z ENGINEが筐体の小型化にも大きく影響している。
モバイルノートとしての優れた携帯性としては、JEITA 2.0で15時間と長時間のバッテリー駆動を取り上げた。VAIO株式会社はバッテリーユニットを設計できる数少ないメーカーのひとつであるとのこと。
VAIO Zではケースのないバッテリーを採用することでユニットの容積を減らし、そのぶん容量を増やすことで58Whの大容量化を実現しているという。またボディにアルミ素材とUDカーボンを利用することで高い剛性を確保しているほか、静音キーボードやsRGBカバー率100%の液晶ディスプレイを採用。持ち運び時の信頼性や外出先での作業の快適さを実現している。
そして「ユーザーの新たな可能性に応えられる」ために採用されているのは、VAIO Fit Aシリーズでも採用されていたマルチフリップヒンジだ。
このギミックの優れている点は、クラムシェル型ノートPCの使いやすさを損なわない点にある。