くらし情報『日本の大学が世界の大学と戦っていくためには何が必要か? - 大学ランク付けの担当者が語った世界の大学ランキングの作り方』

2015年2月18日 09:00

日本の大学が世界の大学と戦っていくためには何が必要か? - 大学ランク付けの担当者が語った世界の大学ランキングの作り方

も評価の比率は「QS世界大学ランキング」と同じかというと、実は異なっている。雇用者の評価10%、学生1人あたりの教員比率20%、外人教員の比率5%、留学生の比率5%は変わらないが、他大学の教授などの評価が30%と低くなり、教員1人あたり論文引用数がない変わりに、教員1人あたりの論文発表数15%、論文1件あたりの被引数15%が加えられている。

評価指標

項目:配分
研究者による評価:30%
雇用者の評価:10%
学生1人あたり教員比率:20%
教員1人あたりの論文発表数:15%
論文1件あたりの被引数:15%
外国人教員比率:5%
留学生比率:5%

○大学のランク付けを星付けでも実施

QS世界大学ランキングは6つのカテゴリでの評価だが、これとは別に細かな評価をしてもらいたいというニーズに合わせたサービスとして、星付けによる評価も行っている。最高「5つ星+(☆☆☆☆☆ PLUS)」までの格付けがさまざまな分野でなされるこの仕組みについて、同氏は「ランク付けされたくないと思うかもしれないが、グローバルの評価基準をもとに、協定校の提携を行いたいと思っても、海外から見た大学の評価はなかなか難しいものがある。

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