くらし情報『米AMD、次世代SoC「Carrizo」の詳細を明らかに - 省電力化に向けた技術を解説』

2015年2月24日 10:02

米AMD、次世代SoC「Carrizo」の詳細を明らかに - 省電力化に向けた技術を解説

AMDはこのテーマに向けて、CarrizoでLibraryを従来のHP(High Performance)からHD(High Density)に切り替えた(Photo03)。

Libraryとは何か? を簡単に説明しておけば、半導体回路の設計において良く利用される回路をまとめてものだ。一般的にはCell LibraryとかStandard Libraryなどと呼ばれるが、これは基本的にFoundaryが提供する。

Photo04は、ARMが自社のCortex-AプロセッサをFinFETで実装する際にどんな選択肢があるのか説明した際の概略である。左にあるのがStandard Cellのバリエーション、右がそのバリエーションごとの性能特性である。グラフはTrack数(図でいえばStandard Cellの高さにあたる)と動作電圧(LVT/HVT/RVT)でどう特性が変わるかをおおざっぱに示したものである。ここで議論に関係するのはTrack数である。

Photo04の左側では、Standard Cellの縦横に配線が交差しているわけだが、高さ(Track数)というのは要するに横方向の配線が何本入るかにあたる。

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