2015年2月27日 21:11
思わず二度見する、バンパーなのに背面ケースも付いたウルスGRAVITYのハイブリッドバンパー
人間は欲深きものだ。
前回のレビューで、iPhoneケースの意外な弱点であるDゾーンを守るウルスのアルミ合金製バンパー「GRAVITY CASTRUM」を紹介した。
アルミで覆われた無骨なデザインに、精密機械のような繊細な仕上げ。弱点であるDゾーンを守りながらもグリップ力も抜群、それでいてiPhone 6の薄さを損なわない。個人的に最強のiPhoneバンパーだと自負していた。
だが、人間は欲深きもの。いや人の心は移ろいやすいもの。
手に持った時の鋭利な感触やメカニカルな風貌が、どこか男性的すぎるのではないだろうかと。
いや、それはそれでいい。あの時の自分はiPhone 6を破損させ落胆していたから、強さを求めていた。あの時の自分はスタイリッシュで頑丈なバンパーを求めていたのだから、バカボンのパパでなくとも、それでいいのだ。
しかし本来、iPhone 6のデザインには女性的な面もある。丸みを帯びたデザインに、手にした時の抱き心地の良さ。まるで宝石のように美しくもあり、カーブドエッジに反射する光沢はラグジュアリーな雰囲気さえ漂わせている。iPhone 6を形容する言葉は美しいよりも、セクシーなのかもしれない。